ひばりん村通信Vol:141 青森ヒバ誕生の不思議
青森ひばの受精や成長には、長い氷河時代を生き抜いてきた「知恵」が感じ取れます。
青森ヒバが花粉のもとをつくる体内作業を始めるのは11月くらいで、それから厳しい寒さの中、3~4ヶ月と言う、長い年月をかけて次にの命の基礎つくりを行います。
雪まだ深い厳寒期に開花し、淡い黄色い花粉を散らして交配するこの時期は、
たった15日くらいの条件の良い日にのみ行われ、少しでも条件の良い日がない時には何十年も環境が好転するのを待ち、稚樹のまま100年生きた例もあります。
かっては、大森林地帯だった下北半島の「猿が森」には数千年も前の青森ヒバの埋没林がいまだに残っています。
大量の砂が太平洋から吹き上げられたことで、多くの埋もれてしまったのですが、その中には、600年もの間生命を絶やすことなく生きていたという,樹もあるほど、生命力の強い樹なのだそうです。
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